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羊皮の基礎知識

シープスキン

ヤンピーともいわれています。子羊をラムと言い、大人の羊をシープと言います。羊の革は、豊かにカールした毛が自慢のウールシープと直毛のヘアシープに大別され毛を活かした製品が多いです。

ウールシープは主に南北20度以上の高緯度地域に生息しており、冬の寒さから身を守るため細い毛と皮下脂肪を蓄えております。羊毛を取るのには良いのですが皮質の密度は粗く強度を要求される革製品には適しておりません。

ヘアーシープは緯度20度以内に生息しており一年中夏の気候なので保温用の毛や脂肪もあまり必要とせず、毛質も祖毛で利用価値も少ないです。その変り皮質は密度が高く手袋、靴用革には最適です。

ウールタイプとヘアータイプの中間層の羊もおり、主に四季のある温帯地方生息しており、ウールタイプとヘアータイプの長所、短所を持っています。

最終的に革製品の何を作るかによってタイプは使い分けられています。

羊皮には抜毛羊皮と毛付羊皮があり、抜毛羊皮は手触りがよく、コートやハンドバッグをはじめ、インテリア、本の表紙などさまざまな用途に向けられます。

ソフトな質感の銀面を前面に押し出したラムスキンなどでも有名で、これらはおもにラム生産の副産物として得られた皮を加工したものであり、日本でも毎年多くの原皮が輸入されており、テーラージャケットやコートなどにも多く利用されています。

毛付羊毛は、ムートンの商品名で敷物として広く販売されている他、コートなどの衣料品にも加工されています。


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